医療機関と共同研究・開発した認知症患者向けの音楽療法アプリ
患者の嗜好に合った曲や記憶の中にある懐かしい曲をランダムに表示

京都府京都市に本社を置き、コンテンツ配信事業やメディア事業を行う株式会社フェイスは、京都医療センターとの共同開発により、認知症患者に対する音楽療法をアプリで実現したサービス「認知症外来の音楽療法」を9月27日より提供開始した。

本アプリは、飯塚三枝子氏（臨床音楽士）が考案した「フラッシュソングセラピー」という手法を用いており、患者の嗜好に合った曲や記憶の中にある懐かしい曲が、フラッシュカードをめくるようにランダムに表示され、脳やからだを刺激することで充足を得ることができる。

【主な機能】
●プロフィール情報を登録すると臨床データに基づいたおすすめの音楽プログラムが自動で設定される
●歌詞が見づらい場合に歌詞を読み上げる「先読み機能」や歌唱を誘導する「ガイドボーカル機能」などを実装
●「カルテ」を開くと、利用状況に応じて本アプリ監修医師からのアドバイスが表示される

また、カメラ機能を設定すると、音楽聴取中・歌唱前後の表情がカメラで自動撮影され、表情の反応結果による選曲を行うレコメンドプログラム機能もある。

ダウンロードは無料。アプリはiPhone、iPadに対応し、カルテ機能や全ての楽曲を利用するには有料（月額980円：有料会員登録後、1ヶ月間は無料）となる。

App Store：https://itunes.apple.com/jp/app/id1365270094

アプリ公式サイト：https://www.smileplaylist.com


株式会社フェイス
■ホームページ:http://www.faith.co.jp/