介護用ITソリューション情報

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新製品情報

介護・福祉トータルサポートシステム
「福祉の森FUTURE」――日立情報システムズ

日立情報システムズ(東京都品川区、原巌社長)は2010年1月から、介護・福祉事業者の業務をトータルサポートするシステム「福祉の森FUTURE」の販売を開始する。

 「福祉の森FUTURE」は、従来の社会福祉法人向けの「福祉の森exceed」と保健・医療

・福祉情報システム「フレンドシリーズ」を統合化したもの。2010年1月に居宅介護支援事業者向けと居宅サービス事業者向けのリリースを開始し、その後、2010年夏に施設サービス事業者向け、2011年1月に障害者系サービスと順次リリースする計画。

 2010年1月リリース製品の対象とシステム構成の概要は以下の通り。

【共通】
・基本システム(情報ポータル、利用者/職員基本情報、セキュリティ管理)
・利用者台帳システム(ADL、身体状況、認定調査等)
・介護請求システム(介護報酬請求、利用者請求等)
・介護事業分析システム(事業統計等)
【居宅介護支援事業者向け】
・ケアプランシステム(アセスメント関連、介護予防ケアプラン等)
【居宅サービス事業者向け】
・訪問介護システム(ヘルパー活動予定/実績等)
・訪問入浴介護システム(訪問入浴予定/実績等)
・訪問看護システム(訪問看護ステーション向け、医療機関向け等)
・通所介護システム(通所予定/実績等)
・通所リハビリシステム(同上)
・福祉用具貸与システム(貸出情報、利用集計等)

 同社はこれまでの「福祉の森exceed」と「フレンドシリーズ」を合計すると全国約4,500事業所の顧客を持つ。「福祉の森FUTURE」では、ハウジングサービス(顧客のサーバーを預かってシステムを運用する方式)、ASPサービス(インターネット利用方式)など、顧客の規模や利用状況に応じたサービスを提供する。

図:顧客の規模に応じた導入形態を提供