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7月14から「国際モダンホスピタルショウ2010」

情報連携を主テーマに昨年を上回る充実した内容で開催

 看護部門では、ナースコール、離床センサー、回診カートなどが多数出展。さらに医療事故・患者誤認防止のための入院患者識別リストバンドや、誤投薬防止のための薬袋バーコード印刷システムも出展される。」と、ホスピタルショウ委員会委員長大道 久氏(日本大学医学部客員教授・社会保険横浜中央病院長)は語る。

 介護・リハビリ部門では、介護用手袋、各種入浴装置、車椅子、車椅子起立補助装置、高齢者の特性に配慮した衣服、リハビリアシストリフト、福祉用ロボットスーツなどが出展される。ヘルスケア向けタブレット型モバイルPC、簡易姿勢測定器、トレーニング機器、能動型自動間欠牽引装置、ウォーターベッド型マッサージ器なども見逃せない。

 医療情報システム部門では電子カルテシステムが30社以上から出展されるほか、医用画像システム・PACS・DICOMが14社以上から出展実演される。また認証・認識システムについても手術室使用済注射薬自動認識システムやRFIDを活用した自動認識システム、患者認証システム、指静脈認証システムなど最新の技術が豊富に出展紹介される。

 近年注目されているクラウド型病院情報システムや、医用画像表示モニター、液晶表示システム、液晶ペンタブレット、抗菌仕様PDA 、PET/CT支援システム、地域医療連携支援ソリューション、病診連携クリティカルパス支援システム、DPCデータ分析システムなども見ておきたい。

 病院運営サポート・サービス分野では、コンビニ・カフェなどの各種院内施設の提案や、院内位置情報監視システム、厨房機器、省エネルギーサービスなどが紹介される。