介護・IT業界情報

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7月14から「国際モダンホスピタルショウ2010」

情報連携を主テーマに昨年を上回る充実した内容で開催

開催概要
名  称国際モダンホスピタルショウ2010
テ ー マいのちの輝きを! 明日に架ける健康・医療・福祉
主  催社団法人日本病院会/社団法人日本経営協会
会  期2010年7月14日(水)〜7月16日(金)(午前10時〜午後5時)
会  場東京ビッグサイト(東京国際展示場)
東展示棟/東4・5・6ホール、会議棟
出展者数332社(2010年6月2日現在)
来場者数約78,000人
(医療・福祉従事者、行政・自治体関係者、医療事業企業関係者)
入 場 料無料(原則として招待券持参者のみ)
最先端の医療機器/医療情報システムや介護機器/介護情報システムなどが結集する「国際モダンホスピタルショウ2010」が2010年7月14日(水)から16日(金)までの3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催される。今回の出展者数は332社(昨年比95.7%)、展示面積は7,600u(同105.6%)。「出展者数は昨年に及ばないが、規模的には上回っている。カンファレンス・セミナー、企画展示も充実しており、昨年を上回る内容で開催できる」(日本経営協会常務理事の松山栄二氏)。今回は医療分野、介護分野とも情報共有を実現する機器やシステムの出展が多数見込まれており、経営効率を高めながら質のよいサービス提供を目指す医療機関や介護事業者には必見の展示会となりそうだ。
6つのゾーン構成で先端機器やシステムを展示

 「国際モダンホスピタルショウ2010」は「いのちの輝きを! 明日に架ける健康・医療・福祉」をメインテーマに開催される。「景気の状況は厳しいが、多少とも回復の兆しがないわけではない。子供手当ての支給も始まり、医療界では2010年4月に診療報酬が10年ぶりにプラス改定された、少しではあるが先行きの見通しはつき始めたと判断しており、それを受け止めたメインテーマだ」と、ホスピタルショウ委員会委員長大道 久氏(日本大学医学部客員教授・社会保険横浜中央病院長)は語る。

 展示は「医療機器、環境設備ゾーン」「医療情報システムゾーン」「看護ゾーン」「介護・リハビリゾーン」「健診・ヘルスケアゾーン」「施設運営サポート・サービスゾーン」の6つのゾーンで構成する。

 具体的な出展内容としては、医療機器関連では、医療用綿棒、舌圧子、血圧計、心電計、血流計、血圧脈波検査装置、自動体外式除細動器(AED)、無散瞳眼底カメラ、血液ガス分析装置、医療用マスク、手術用キャップ、酸素発生器、関節装具などが出展される。このほか、注射払出ロボットシステム、自動採血管準備装置、RF-IDタグ付採血管一括管理システム、医療廃棄物容器、注射針回収ボックス、治療器具滅菌自動包装機、光線治療器、超音波治療器なども展示紹介される。

 外来部門では、健康保険証自動読取ツール、診察券発行システム、医療費自動精算機、外来患者誘導システム、無線呼出システム、待ち時間情報配信システム、院内表示システム、Web診療予約システム、診察デスクなどが展示実演される。