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介護用ITソリューション情報

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現場の声を反映し15年の実績を持つ介護保険ソフト
「介舟ファミリー」――日本コンピュータコンサルタント

介護システムは介護保険制度がスタートした2000年以降に開発されたものが少なくない。そうした中にあって日本コンピュータコンサルタントの「介舟ファミリー」はそれ以前に開発され、現在は1,800のサービス業務が介護事業所で利用されている。2009年10月から福祉・介護職員処遇改善助成金対応版、2010月1月からはモニタリング記録機能およびWindows 7 対応版の提供も開始した。

現場ニーズに応えながら開発

 日本コンピュータコンサルタントは1980年(昭和55年)8月設立の独立系システムインテグレータ。一般企業向け業務システムの受託開発、ITコンサルテーション、介護総合支援システム開発を事業の3本柱にする。

 「介舟ファミリー」の開発は今から約15年前、小規模介護事業者の業務支援を目指してスタートした。「介護事業者の声、介護現場のニーズ、サポートセンターの声を聞きながら開発し、改良を続けてきたのが最大の特徴」(同社ビジネスプロモーションプロジェクト シニアマネージャの堀達郎氏)である。ちなみに、システム名の"介舟"は「介護事業所の助け舟」を意味する。

 介舟ファミリーは介護保険、介護予防、障害者自立支援に対応する(図1)。介護保険および介護予防では、国保連の電子請求データ作成、自己負担請求処理が簡単にできる。障害者自立支援も同様の処理ができるほか、「移動支援(外出介護)」など、地域生活支援事業にも対応している。

使い勝手のよさに徹し業務を効率化

 「介護・予防」に関して「介舟ファミリー」は訪問介護、訪問看護、訪問入浴、訪問リハビリテーション、通所介護、通所リハビリテーション、福祉用具貸与、居宅療養管理指導、短期入所生活介護などのサービス業務を処理することができる。

 このうち訪問介護については、あらかじめ時給を設定しておくことによって、訪問介護スケジュールで登録された実績時間から自動的に給与計算が可能だ(図2)。


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 「時給の考え方は介護サービス事業所ごとに違い、同じような資格やサービス内容でもまちまち。介舟ファミリーは、その大半に対応できるようにしてある」(ビジネスプロモーションプロジェクト介護営業・SEグループ ユニットリーダの青木利彦氏)

 「地域密着」については夜間対応型訪問介護、認知症対応型通所介護、小規模多機能居宅介護、認知症対応型共同生活介護などに対応する。

 「障害者自立支援」に関しては居宅介護、重度訪問介護、行動援護、重度包括、生活保護、児童デイサービス、相談支援、自立訓練(機能・生活)、就労移行支援(A/B※基準該当含まず)、就労継続支援、就労移行支援(養成含む)などのサービス業務に対応している。この「障害者自立支援」も、画面に表示された矢印に沿って操作を進めていくだけで簡単、確実に処理が行なえる(図3)


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 現場の声を聞きながら開発や改良を続けてきただけに、介舟ファミリーはITに不慣れな利用者でも使いやすいように工夫されている。たとえば介護保険請求処理をしたい場合、介舟ファミリーを起動し、「介護保険業務」の初期画面に表示されたボタンの矢印に沿って流れ図的に操作を進めていくだけで、簡単かつ確実に請求業務を行なうことができる(図4)。


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 個々のボタンには絵文字が付いており、システムに慣れない利用者でも処理や操作の内容が分かりやすいと好評のようだ。

 豊富な帳票類を用意しているのも「介舟ファミリー」の大きな特徴。すべての帳票がExcelで出てくるので、顧客の自由に2次加工することができる。

バージョンアップで継続的に機能向上

 介護分野に限らず、ソフトウェアにはバージョンアップがつきもの。これは機能や使い勝手をよくするために欠かせないものだが、介舟ファミリーの場合「法改正への対応を除き、バージョンアップは基本的に年1、2回」(堀氏)である。

 この1、2年では、2008年(平成20年)4月に「居宅支援業務版」、2009年4月に「介護保険・障害者 報酬改定対応版」、同10月に「福祉・介護職員処遇改善助成金対応(障害者自立支援)/上限額管理 簡素化対応版」、2010年1月にはモニタリング記録機能およびWindows 7対応版(32ビット対応)の新バージョンの提供を開始している。

 このうち「居宅支援業務対応版」はケアプラン作成と計画/実績・給付管理を充実させた。まず「ケアプラン作成」では、計画書(第1〜3表)、カンファレンス(第4表)、居宅介護支援経過(第5表)を文例や過去の作成例、別人の作成例を複写して簡単に作成できる。旧第5表「サービス担当者に対する照会(依頼)内容」も出力可能。

 「計画/実績・給付管理」は、週間サービス計画を作成することにより、サービス利用票/提供票(第6、7表)を簡単に作成。サービス利用票/提供票の帳票イメージでの計画/実績管理や、サービス利用票/提供票の帳票イメージで登録した顧客の計画/実績から給付管理、介護保険の請求が簡単に行なえる(図5)。


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機能、操作性、明朗価格で"ファン"も拡大

 介舟ファミリーは機能、操作性のよさに加えて、価格体系が明朗なことも「一度契約すると長く利用してもらえる」(堀氏)という顧客からの好評価に繋がっている。

 月額契約が基本になっており、月額契約は断りがない限り自動継続される。「廃業や事業所の統廃合による解約はあるが、痒いところに手の届くシステムになっているので、機能面の不満によるリプレースはない」(同)

 「展示会などでのデモでは、スケジュール管理がしっかりしている、入力方法が成熟して使いやすいとの評価が多い。サポート体制も、電話は繋がるし、法改正などへの相談にも的確に応えられる体制を整えていることから、高い評価をもらっている」(青木氏)

 システムのサポートできちんと電話が繋がることは大変重要で、そうした点も顧客からの支持に繋がっていると言えそうだ。

 訪問介護事業所は、追加、変更、削除など事務が非常に煩雑だ。介護保険と障害者自立支援、さらに自費で料金設定をしているサービスを複合して1つの事業所内で同じヘルパーが行なうことは少なくない。

 たとえば1つの事業所で、一日のうち午前中は介護サービスを行ない、その間に障害者自立、さらに介護、自費サービスといったことを行なう際、管理は一つにしたい。「それら全部を1つのシステムで管理したいといった訪問介護の事業所からの切り替えニーズが多い」(同)

 介舟ファミリーは、そうした介護事業者にうってつけのソフトといえる。「介舟の信奉者的なユーザーも少なくない。そういうユーザーの口コミ効果も、ファン層の拡大に繋がっている」(堀氏)というのも頷けよう。

 なおプションで入金管理も提供する。入金管理は顧客からの入金状況の把握と国保連からの請求・精算の管理を実現するもので、介舟本体と直接連携し組み合わせて使うことが可能である。現在、入金管理との連携は約3割のユーザーが利用している。

●「介舟ファミリー」の動作環境

O S:
Windows 2000(Service Pack 4)
Windows XP (※32ビット版/SP2、SP3)
Windows VISTA(※32ビット版)
Windows 7(※32ビット版)
CPU:
Pentium 4 1.5GHz相当以上(Windows 2000/XP)
Pentium 4 3.0GHz相当以上(Windows VISTA/7)
メモリー:
128MB以上(256MB以上推奨/Windows 2000)
512MB以上(1GB以上推奨/Windows XP)
1GB以上(2GB以上推奨/Windows VISTA/7)
ハードディスク:
5GB以上の空き容量
ディスプレイ:
解像度 1024×768
必須ソフト:
MS OfficeまたはExcel(2000、2002(XP)、2003、2007)
その他:
サーバー環境下で使用する場合はWindows Server 2003、2008が必要
LAN接続環境は有線接続のLAN環境を推奨

●問い合わせ先

株式会社日本コンピュータコンサルタント ビジネスプロモーションプロジェクト
 〒221-0052 横浜市神奈川区栄町5-1
 電 話:045-440-6126 FAX:045-453-2676
 URL :http://www.n-c-c.co.jp/

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