介護・IT業界情報

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国際モダンホスピタルショウ2009(1)

創意工夫を凝らした介護関連機器やシステムを公開

国際モダンホスピタルショウ2009開く

 社団法人日本病院会と社団法人日本経営協会が主催する「国際モダンホスピタルショウ2009」が2009年7月15日から17日までの3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた。介護分野の展示会は昨年まで単独展を開催してきたが、今年は国際モダンホスピタルショウでゾーン展示した。今回は22 社・団体が「介護ゾーン」に創意工夫を凝らした介護関連機器や用品などを出展したほか、医療情報システムゾーンでも、介護関連システム(ケアIT)が展示され、来場者の関心を集めた。

22社・団体が「介護ゾーン」に出展

 「国際モダンホスピタルショウ2009」は東京ビッグサイト東展示場棟の4、5、6ホールを使用して開かれた。今回の出展は347社。医療機器や環境設備関連装置をはじめ、健診、ヘルスケア、看護・介護関連など、広範な分野で先進的な装置や機器、システムが展示され、3日間の会期中、7万 6,500人が来場した(写真@)。

 今回は医療機器・環境設備、施設運営サポート・サービス、看護、介護、健診・ヘルスケア、医療情報システムの6つのゾーンを設けて、各分野のソリューションを展示。このうち、介護ゾーンには次の22社・団体が出展した(写真A)。

 医療関連ものづくり交流会、モリトー、プールス、ダイヤ工業、日本オルゴール療法研究所、日東ベスト、東京パック、シーダース、セーレン、イズミ車体製作所、インジニアス、アマノ、佐喜眞義肢、大京精研、ナカヨ通信機、日本園芸療法士協会、仙台市産業振興事業団、アトリエAKIKO、エイコン電子、弘進ゴム、コンピュータシステム研究所、邦友。

 介護ゾーンの出展内容は、高齢者用介護衣類・装置、離床センサー、インターホン呼び出しシステム、歩行リハビリ装置などから、オルゴールを使った治療方法、介護食などまで多種多様。そうした中から、注目の出展をいくつか紹介しよう。

@国際モダンホスピタルショウ2009には3日間で7万6,500人が来場した
@国際モダンホスピタルショウ2009には3日間で7万6,500人が来場した

A「介護ゾーン」には22社・団体が創意工夫を凝らした介護関連機器や用品を出展
A「介護ゾーン」には22社・団体が創意工夫を凝らした介護関連機器や用品を出展